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美術館

「デンマーク絵画の黄金期(1801-1864)」展

プチ・パレ - フランス - 2020
パリ

「デンマーク絵画の黄金期(1801-1864)」展

I.C.O.N.が長らく準備に携わっていた『デンマーク絵画の黄金期(1801-1864)』展が、この9月22日、プチ・パレでようやくオープニングを迎えました。当初は4月に開催予定でしたが延期となったため、展示デザイナー、ディディエ・ブランのチーム一同とこの再開を喜びました。疫病が芸術をつぶしてしまってはならないのです。

この展覧会は、すでにストックホルム、そしてデンマークのナショナル・ギャラリーで開催されたものです。I.C.O.N.はこのデンマークでの展示も事前に視察しました。

 

プレスの評価も高く、デンマーク王女にもご来訪いただきました。展覧会は、年代順、またテーマ別に構成された展示となっており、訪れる人の感覚が研ぎ澄まされるような照明デザインを心がけました。まずデンマークの画家たちが、日光の下で古典美術を学んだローマ、次に肖像画で飾られた居心地の良い居間のような空間に導かれます。続く展示室は、風景画に囲まれ、屋外のような明るさを感じ、「外に出る」感覚になるように工夫しました。

照明デザインは、他にも様々なことに留意して実現されています。壁の色を控えめに引き立てたり、光に敏感な版画に当てる照明レベルを下げつつ、薄暗いゾーンは作らないようにしたり、人工光で、デンマークのアーティストの昼間のアトリエを再現したりしました。会場に唯一飾られた彫刻は、その隣に展示されている絵画の中に描かれたのと同じもので、窓から差し込む光が像を照らしている画中の光を、会場でのサイドからの照明で再現しました。こうしたこと全てを、現場で調整する必要がありました。

展覧会は2021年1月3日まで開催。

クライアント : パリ ミュゼ
プロジェクトチーム : ディディエ・ブラン
期間 : 2020
総工費 : 27万€
面積 : 1 100 m2

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