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建築

築地KYビル 東京

日本 - 2016
東京

築地KYビル 東京

築地4丁目の角に建つこのビルの建築リノベーションは、隈研吾氏が手掛けました。そして、建物の夜の顔のデザインを担当させていただき、ブティックやレストランなどが入るこのビルのために、あたたかな「おもてなし」の光をデザインしました。

大通りに面した建物外壁は、木の風合いを持つルーバーで覆われています。このルーバーと建物本体との間の距離は不規則で、それがビルの表面に波のような効果を生み出しています。

壁面からの距離によって光の広がり方が変わるために、強弱のうねり効果が生まれます。そして、建築と一体化するよう、ルーバーの裏側に仕組まれたバー状LEDが放つ光が、この波のシルエットを更に強調しています。

また、木の風合いが、LEDを使って調合された温かみのある和の色合いで美しく演出されています。

建物全体がルーバーで覆われていますが、中央部のみに照明を施すことで、この地区の歴史と切り離すことの出来ない、水門を想起させる台形のフォルムを描き出しました。

クライアント : 共栄会
プロジェクトチーム : 隈研吾建築都市設計事務所
期間 : 2015-2016
面積 : 750 m2 (elevation)

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