3年連続で、遊園地、東京よみうりランドの噴水ショーを手掛けました。石井幹子プロデュースで有名なジュエルミネーションの一部として、この年もパリの雰囲気を味わえるショーとしてファンが心待ちにしていたものです。
プログラム「パリ・ラ・メルヴェイユ(素晴らしきパリ)」は訪れる人を水と光の世界に誘い、首都パリの伝説的な場所だけでなく、その建築の歴史を、各時代のスタイルからインスパイアされたオリジナル・サウンドと共に披露しました。
サクレクールのアコーデオンの音、キャバレーダンサーの羽飾りとフレンチ・カンカン、ノートルダム大聖堂の蝋燭の灯りとグレゴリオ聖歌、サン=ジェルマンのジャズ、シャン・ド・マルスの三色旗への賛辞、デファンスの未来的なテクノ等々…来場者は光と音の旅を通して、パリとその歴史を堪能するという趣向でした。