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台中オフィス・ビルディングは、伊東豊雄氏によって設計された、台湾の事務所タワーです。同ビルの屋内及び屋外、庭園への照明の依頼を受けるという栄誉に与りました。照明には、このエレガントな建築を更に美しく見せるものが求められました。
夜空に聳え立つこの高層タワーは、ある銀行が所有しているものですので、当然ファサードにはプレステージが求められます。白のニュアンスに包まれた繊細でピュアな建築スタイルからインスパイアされ、それを引き立てるような照明を行いました。建築家、伊東豊雄氏のインスピレーションソースは、梅の枝のイメージでしたので、照明は、その「枝」の部分を引き立てるという塩梅です。
梅の台座、或いは梅の木自体と見立てるべく、外観は、庭園部分も含めての演出となりました。屋内照明では、受付ホール、会議室、エレベーターホールなど（事務室を除く）コーポレート部分を担当しましたが、ここでも、ビルのナチュラルな雰囲気を強調する、洗練されたデザインの照明を実現しました。
クライアント
: 富邦生命保険
プロジェクトチーム
: 伊東豊雄建築設計事務所
期間
: 2011-2017
面積
: 15 000 m2
