8回目となる今年も、石井リーサ明理と石井幹子はメゾン・エ・オブジェ展に招かれ、テクノロジーとアート表現を絶妙に組み合わせた、最先端の照明デザインを紹介する展示を行いました。回遊式のブースで、国際的な照明器具メーカーの製品や、光に関係した素材、家具、オブジェなどを用いて、芸術的かつ教育的なインスタレーションを通じて、光と感性の旅を提供しました。
今年は「ビヨンド」をテーマに、照明やライフスタイルの新しい視点を提案しました。ブースは、1つの家を想定し、寝室スペース、瞑想スペース、リクリエイションスペース、オフィススペース、そして屋外スペースを設けました。ハイジーン、ハイブリット、ハイライト、ハイテク、ハイタッチという5つのキーワードを軸に、照明デザインによって、人々の快適性をいかに高められるかを考え、「ヒューマンセントリック・ライティング」、デザイン性のある家具、新しいUV-C技術による殺菌光源、「ゴールデン・コラム(黄金の柱)」、照明を取り込んだ可変式の居住空間を紹介し、来場者の関心を引きました。
また主催者から依頼を受け、石井リーサ明理は、展示期間中に、今日的な話題である「仕事と光」をテーマにした講演会を行いました。
クライアント
: サフィ
コラボレーション
: 石井幹子デザイン事務所
期間
: 2021
面積
: 65 m2