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アート&プロダクト

オブジェ
「OLEDオレオール」

イタリア - 2016
ローマ

オブジェ
「OLEDオレオール」

CEREBA(次世代化学材料評価技術研究組合)から、新世代光源であるOLEDのヨーロッパに於ける販促を見据えたアートディレクションを依頼され、 「OLEDオレオール(光冠)」という、OLEDを使用した印象深い作品を考案しました。このオリジナル・オブジェは、クリエーションの可能性をより広げる、日本の3メーカー各社によるパネルを使用した“OLEDパレット”を活用しています。

光冠を模したフォルムは、曼荼羅や教会のバラ窓、モザイクなど、見る人によって見え方は変わるかもしれませんが、多くの文化の精神性を想起させます。

日伊国交150周年を記念するメイン・レセプションで発表されたこの作品は、その後、今年日伊両国などの名士が数多く訪れる事になっているローマの日本大使公邸に設置されました。石井リーサ明理がこれと並行して行ったリサーチによると、ヨーロッパ人は催眠効果のような癒しの側面をOLEDに見出すのに対し、日本では、更なるパワー、明るさ、効率性を追求していた、という差異が浮き彫りになりました。今後が期待される分野と言えるでしょう。

クライアント : セレバ
コラボレーション : コニカ・ミノルタ、三菱化学、カネカ
期間 : 2016

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