著書
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2015年
和英仏併記 求龍堂 東京
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「アイコニック・ライト」と題したこの作品集は、I.C.O.N. 石井リーサ明理の照明デザイナーとしての10年に渡る活動を七章に纏めたもので、グラフィックや説明文のみでなく、デザイナーの想いや体験を盛り込んだ独特の表現によって多くのプロジェクトが語られています。特別なプロジェクト、楽しいプロジェクト、困難なプロジェクト...いかなるケースにもデザイナーが精一杯取り組んでいることがお分かり頂ければと思います。
この作品集を通じ、読者は、「闇という黒いキャンバスに、光という絵の具で絵画を描く」という石井リーサ明理の照明デザイナーとしての視点を共有されることでしょう。作品を知って頂くことで、光の美しさ、重要性、興味深さをお伝えできればと願っております。
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2005年
水曜社 東京 |
ライトアップの歴史をたどりながら、都市形成史の変遷を考察する一冊。修士論文でまとめた内容に加筆修正し、著者が撮影した写真や歴史的な図版資料を散りばめ、わかりやすく編集。都市照明の先駆的存在といわれるパリを題材に、中世以来の都市照明の歴史を史実にそってなぞるだけでなく、その背景にある思想・光の象徴的意味合いなどを考察。
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2004年
講談社 東京 |
フランスの照明デザイン事務所に勤務しながら出会ったさまざまな出来事を振り返りつつチーフデザイナーとして取り組んだパリのノートル・ダム大聖堂のライトアップ・プロジェクトを中心にまとめた、石井リーサ明理初めてのエッセイ。
連載・寄稿
2016年より
ウェブマガジン「デザインストーリーズ」(辻仁成氏主宰)直筆エッセイ連載
国際的に有名な作家、辻仁成氏が、 2016年10月にウエブマガジン「デザインストーリーズ」をスタートさせました。生活の概念という広い意味で捉えたデザインに関連する様々な話題が、辻氏の文章によって語られています。編集長である同氏より招かれた様々な分野の専門家もサイトに投稿することで、同ウエブマガジンの魅力が更に高まっています。石井リーサ明理も、その1人で、照明デザインプロジェクトにおけるクリエーションの概念、感情や動機などを通し、自らの世界観と光に関する視点を綴っています。ウエブマガジン発行当日、サイトは早速数万のビューを記録しました。
2010年
「あかりの未来」 『日経デザイン』に13ヶ月巻末連載 LE FUTUR DES LUMIERES
2009年
「光のアール・ド・ヴィーヴル」 『25ans』誌に1年間巻頭連載 LUMIERE DANS L'ART DE VIVRE
長年にわたり、
建築屋照明だけでなく、全国版・一般し・文化メディアなど多岐にわたる書籍・雑誌・新聞・ウェブマガジン等に、寄稿。
朝日新聞文化文芸欄へのノートルダム再建に関する論稿、LUX誌へのミラノサローネ・レポート、N響ウェブマガへのエッセイ「音と光のレゾナンス」、ロラン・バルトの書評(複数誌に掲載)、多メディアに対する照明デザイナーとしての視点からの発言等。