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イタリア中部の震災被災地ラクイラでサミットが開催された時、ローマでは、日本文化紹介のためのイベントが、チベリ川中州のチベリーナ島で開催されました。
島周辺の石橋や護岸に、日の丸をモチーフにした特別ライトアップを施すことにし、鮮やかな日本らしい朱は特殊なフィルターを厳選して、石灰岩の肌を引き立てる白いライトとのコントラストを実現させました。
ローマの真夏の夜に、日の出ずる国の太陽が現れる夢を描くような、つかの間のインスタレーションとなりました。現地の照明スタッフは、イタリアのシネマ界を支える光のプロ。光という言語でコミュニケーションするような見事な連携が成立し、イベントは大成功を収めました。
クライアント
: 在イタリア日本国大使館
コラボレーション
: 石井幹子デザイン事務所
期間
: 2009
