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建築

銀座・歌舞伎座
東京

日本 - 2013

  IES Award of Merit
東京

銀座・歌舞伎座
東京

新しくなった第五期歌舞伎座は、おしろいを塗り直したように艶やかさを称えています。外観ライトアップは、日本人の美意識に深く関わる「白の美しさ」を引き立たせるため、LEDの技術を駆使して、夏のさわやかな白、冬の温かみのある白、秋冬の中間の白を、照らし分けて季節感を表現しました。また日本建築の特徴である大屋根を、高さ130m以上ある背後の歌舞伎座タワーの頂部からライトダウン。高度な光学技術で、屋根だけを当てています。歌舞伎が不動の地位を築いた江戸時代の時間の測り方「不定時法」に乗っ取り、新しい東京の夜のランドマークGINZA KABUKIZAは、宵から明け方まで点灯パターンを縮小させながら、幾重もの光の衣を纏っています。子供の頃から歌舞伎狂いだったのですが、まさかこのような歴史に残る再建プロジェクトのお手伝いをさせていただけることになるとは、思ってもいませんでした。その上、北米照明学会からデザイン賞も頂きました。

 

クライアント : 松竹
プロジェクトチーム : 隈研吾建築都市設計事務所、三菱地所設計
コラボレーション : 石井幹子デザイン事務所
期間 : 2009-2013

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