今年も長野灯明まつりのオープニング・セレモニーの音と光のセレモニー演出を依頼され、毎年のテーマである「平和」を伝えながら、今回はオーストリアとハンガリーそして日本の友好150周年を記念する特別ライトアップを、善光寺で行いました。
石井幹子プロデュースの下開催されたこのお祭りは、今年も大変な好評を博し、5日間で70万人の観客を動員しました。
セレモニーは、最新のレーザーとカラー・プロジェクションを使用し、3つのパートから成っています。まず、文字が音楽とともに踊り出しながら、まつりのタイトルを形作り、そして「平和への祈り」の文言が現れます。この序章は、カラー・レーザーとリズミカルな音楽の戯れとともに終わります。次にイメージや音楽で表現されたプリンセスやワルツでオーストリアへ観客を誘い、そして高揚する音楽を奏でる楽器、指揮者、バレリーナたちとともにハンガリーを表現。最後に活気ある音楽とともに、3つの言語(ドイツ語、ハンガリー語、日本語)で「平和」の文字が映し出され、幕を閉じるという構成です。
クライアント
: 長野青年会議所
コラボレーション
: 石井幹子デザイン事務所
期間
: 2019