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アート&プロダクト

映像プロジェクション
「ライフ・ウィンドー」
ヨコハマ・エア・キャビン
運河パーク駅

日本 - 2021

  Good Design Award
横浜

映像プロジェクション
「ライフ・ウィンドー」
ヨコハマ・エア・キャビン
運河パーク駅

去る4月に、横浜に大型ケーブルカーがオープンしました。このケーブルカーをつなぐ2つの駅には、石井幹子デザインの照明がカラフルなアクセントをもたらしています。その内の1つ運河パーク駅のために、I.C.O.N.は、「Life Window 〜光・水・命の旅」という映像作品を作成し、訪れる人々が、その「窓」を通して、さらに旅を続けられるような演出をしました。このビデオアートは、日本の近代化で、一早く開港した横浜市の開かれた気質を象徴的に表現しています。

 

駅舎内では、ターコイズブルーの光の演出と、3分のビデオが交互に繰り返されます。広い映写スペースを網羅しつつも、機材を最小限にし、映像を見やすくするため、5台のミニプロジェクターを用いて、作品を構成する5つの窓を映し出すようにしました。きらめきや光の粒子など数々のエフェクト映像や光の演出が、この音と光の旅を彩ります。

 

映像は、4種類の「窓」を通して、4章で構成されています。海の生物を眺めながら、潜水艦で海底から海面まで浮き上がり、船の窓から夕日に染まる街を眺めます。そして、飛行機で高みへと飛び立ち、その小窓から街を眺めた後、続いて雲と雷雨を越え、スペースシャトルから宇宙の風景を楽しむという趣向です。


クライアント : 泉陽興業
プロジェクトチーム : 山下設計
コラボレーション : 石井幹子デザイン事務所
期間 : 2020-2021
面積 : 50 m2

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