家庭画報誌が愛読者のために毎回趣向を凝らしたサロンを開催しています。2012年春の回は誌面でも好評の「上野の森 韻松亭」を舞台に、「花と光の競演」がテーマでした。
花はその日に生けるまで、最終の形やボリュームがわからないので、想定スケッチを便りにいくつかの器材を用意し、その即興性を楽しむ気持ちで望みました。それまでも華道とのコラボレーションは幾度か経験しており、光が生け花を本当に「生かす」瞬間を模索する喜びを感じていたので、今回も期待を満たすに十二分なものでした。
クライアント
: 世界文化社
期間
: 2012