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建築

国立競技場

日本 - 2019
東京

国立競技場

国立競技場は、東京オリンピックの開催に合わせて建設され、多くの熱狂的な観衆が、この夏駆けつけていたはずでした。幸いなことに、この隈研吾氏による美しい建築とI.C.O.N.による照明は、このスポーツイベントのためだけでなく、都会の風景に溶け込み、長期的なレガシーのために設計されており、2021年以降も、その存在は輝くことになるようにデザインされています。

 

建築は、明治神宮外苑に溶け込むようにデザインされ、一部に木材を使い、たくさんの植栽に囲まれています。石井もそのコンセプトに沿って、照明をデザイン。温白色の光で軒下の木材の質感を引き立て、その上に葉の影を映し出す演出をしました。スポット照明を巧みに植栽内に隠し、目立たないようにしました。

また、スペースごとに特別な照明も考案しました。最上階の回廊に足元の照明器具を設置しましたが、これは、光に邪魔されることなく、東京の風景を楽しめるようにという工夫です。地下には、1964年の東京オリンピックに関連する作品を展示するギャラリーがあり、展示用の照明を設置しました。また、水際ゾーンの照明は、かつてそこに流れていた水流を彷彿とさせるようにしました。


クライアント : 独立行政法人日本スポース振興センター
プロジェクトチーム : 隈研吾建築都市設計事務所
期間 : 2015-2019

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