シャルル・ド・ゴール空港と隣接経済ハブからほど近いヴァル・ドワーズ県では、2005年より大々的なエコ地区開発が進められています。政府によるグランド・パリ計画住宅政策特別優先地区にも認定されて、11.5ヘクタールに3340戸と7000平米分の商業施設、学校、託児所などを2028年までに完成させ、多機能でエコロジカルなアーバンライフの確立を目指しています。
この広大な地域を網羅する複合的な照明計画の第一歩として、まず詳細なマスタープランを作成し、それを地区ごとに落とし込んでいく作業をしました。造営工事も区分ごとに進められるのを監理し、調整を進めています。必要なところにだけ光を届け、その周りには漏らさないエコ設計です。公共広場には万華鏡のようなパステルカラーの照明と影絵の遊び心を導入します。
クライアント
: フランス都市開発機構
プロジェクトチーム
: HYL
期間
: 2014 - on going
総工費
: 2700万€
面積
: 82 000 m2