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展示会

バーゼルワールド
エルメス・
ウォッチ・
パビリオン 改装 2015

スイス - 2015
バーゼル

バーゼルワールド
エルメス・
ウォッチ・
パビリオン 改装 2015

時計とジュエリーの世界見本市として有名なバーゼル(スイス)の見本市に、ラ・モントル・エルメス社は、2012年に伊東豊雄氏が考案したパビリオンを再使用、3回目となる展示を行いました。

オープンスペース、緑の草木の回廊、波状のファサードに表情を添える木製のグリッド、そして、暖色のライトを浴びたオレンジ色のテキスタイルと木材などが、視線をラウンジや2階へと誘導します。

今年は、L.プエステット氏デザインの、革製のロープを使ったエレメントが加わり、照明を再度委託され、オレンジ掛かった赤い光がゆっくりと強弱を繰り返す演出を施しました。パビリオン中央のこのエレメントは、拍動する心臓をイメージしています。

また、アーティスト、エリック・ヴェルヌ氏の作品を展示する5つのショーケースもデザインされました。これら作品への照明は、特別な配慮を必要としただけでなく、非常に複雑なものでした。作品のスクリーンから発せられる光と、その画面に掛けられた腕時計の文字盤を美しく見せる為のスポットの光を考慮に入れつつ、パビリオンの全体照明と、ショーケース枠に仕組んだ光を組み合わせた照明演出を行いました。

クライアント : ラ・モントル・エルメス
コラボレーション : ロランス・プステット
期間 : 2015
面積 : 4 000 m2

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