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都市・庭園

ダントン地区、ル・アーブル

フランス - 2021
ル・アーブル

ダントン地区、ル・アーブル

2014年から携わっているル・アーブル都市開発プロジェクトのうち、広場照明の最終調整を行いました。市の中心部にある2011年に取り壊された刑務所跡地を公共広場とし、誰もが利用できる「屋外サロン」と言えるような自然を取り込むことを目的としています。照明デザインは、遊びにサプライズを加えた演出によって、利用者に、親しみを感じながら心地よく過ごしてもらうための「仕掛け」を多く取り入れました。

 

広場全体は、白い光で包まれていますが、ただの白ではなく、周囲の建物や植栽に合わせて吟味した色合い(3500K)が採用されています。また、現地の植物をモチーフにした光のデッサンを、広場内のアーバンファーニチャーや遊具に散りばめたり、「カラーシャドー」現象が楽しめる仕掛けも加えたりしました。

 

多くの人がこの広場を、夜間も長く利用していただけるよう、照明演出に細心の注意を払っていました。そのため、照明の最終調整は、2晩に渡り午前3時まで続き、その甲斐あって、イメージ通りの仕上がりになりました。

クライアント : ル・アーブル市
プロジェクトチーム : インフラサービス、パヌレ、シーニュ
期間 : 2014-2021
総工費 : 460万€
面積 : 38 000 m2

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