パプアニューギニア・セピック川流域で制作された230点の彫刻を集めた展覧会で、公共の像から始まり、「秘密の」形へと移行する展示形式により、訪れる人は順路を進むにつれて多様な形態の祖先の像を理解できる仕組みになっています。
照明には、作品と同時に、ディディエ・ブランによる会場デザインをも引き立てることが要求され、作品の設置場所に倣った(自然光同様に室内は温白色よりの、屋外は冷白色よりの)色温度を使用しつつ、全体のバランスにも配慮した照明となり、複数の照明器具の使用が必要な大型作品の照明でも、あたかもひとつの光源に照らされている様に見せるような特別な配慮が施されました。2015年10月27日から2016年1月31日まで開催されました。
クライアント
: ケー・ブランリー美術館
プロジェクトチーム
: ディディエ・ブラン
期間
: 2016
面積
: 2 000 m2