0
chargement...
スクロールして
続きを読む
イベント

ジュネーブ
木と光2011
「3.11」

スイス - 2011
ジュネーブ

ジュネーブ
木と光2011
「3.11」

スイス、ジュネーブでは、木をテーマにした光の祭典が、毎年12月から1月の真冬に開催されています。東日本大震災のあった2011年冬の回に招待作家に指名され、旧市街地を視察したとき、ケルト時代から信仰の中心であったという大聖堂の丘に立つ木に感じるものがあり、震災の犠牲者への鎮魂をインスタレーションのテーマにしました。

毎春再生する木は、私達日本人にとって、輪廻転生を象徴します。生と死を、明と暗の繰り返しで表現する作品をこの木に展開し、隣接する大聖堂の頂上から「神の光」を彷彿とさせる強く白い光を降り注がせることで木全体を神々しく光らせました。光と影の対比も、テーマの一表現。足下にはフランス語で「生」「誕生」「再生」などの言葉を光で描き、静謐な中にも強いメッセージを持った作品になりました。

クライアント : ジュネーブ市
プロジェクトチーム : ジュリアン・パヴィアール (アート・ディレクター)
期間 : 2011

メディア

or hold