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インテリア

アイザック環境事業本部事務所エントランスホール彫刻 富山

日本 - 2022
富山

アイザック環境事業本部事務所エントランスホール彫刻 富山

富山にあるアイザック社は、同社の新しい環境事業本部新事務所の建築にあたり、エントランスのために、世界的に有名な日本人彫刻家、安田侃氏に作品を依頼しました。石井リーサ明理は、世界各地、特に美術館照明の先進国であるヨーロッパで、数多くの彫刻照明を手がけていることから、石井幹子デザイン事務所はこの彫刻照明を、I.C.O.N.に依頼しました。実現にあたり、フランスやイタリアから特別な器具が取り寄せられました。

 

石井は、この21世紀を代表することになる名作に光を当てることに大変光栄に思うと同時に、同社新社屋のガラス張りの広々としたロビーという、美術館とは全く異なる環境で照明することを受けて、これまでとは違う新しい照明演出を試みました。アイザック会長・社長、安田氏も石井の提案に賛同くださいました。

通常は、安田氏独特の形状と美しい石肌を引き立てる白色のライトアップをし、日没になると室内照明が減光され、彫刻がより引き立つような工夫がされています。

さらに、特別な日や式典のために、2つのスペシャルパターンを用意しました。その内の1つ「日本の四季」では、満開の桜を思わせる春、海の青を基調とした夏、紅葉を散りばめた秋、クリスマスやお正月をモチーフにした冬、という4つのシーンがゆっくりと展開します。2つ目「太陽の軌跡」は、朝焼けから昼光を経て夕焼けそして夜へと移り変わる光の諸相を再現しています。こうした彫刻照明のスタイルは世界で初めてのことです。

クライアント : アイザック
プロジェクトチーム : 押田設計
コラボレーション : 石井幹子デザイン事務所
期間 : 2021-2022
面積 : 208 m2

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