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美術館

「1917」展

ポンピドー・センター・メス - フランス - 2012
メス

「1917」展

第一次世界大戦末期、1917年に作成された美術作品を多方面から集め、美術史に於ける重要な過渡期にあたるこの時期を見直す、という画期的な特別展が開催されました。目玉は、これまでポンピドー本館でも展示できなかったピカソの最大作品、「パレード」というバレーの舞台のために製作された直筆緞帳。時代の混沌を象徴するスパイラル状の会場構成や、きら星のような作品群を照明するのはプレッシャーであり大きな喜びでした。塹壕を彷彿とさせる横長の配光で、照明でも展覧会の主旨を暗示。緞帳には劇場のプロセニアムを再現するため、舞台照明で使われる器材や手法を取り入れました。

 

クライアント : ポンピドーセンター・メス
プロジェクトチーム : ディディエ・ブラン
期間 : 2012
総工費 : 75万€
面積 : 2 800 m2

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