アラブの春を受けて、パリにあるアラブ文化発信基地では、アラブ系アーティストによる身体表現をテーマにした展覧会が開催されました。イスラムではヌードどころか、偶像自体が禁止されているため、人体をモチーフにする作品の出現は最近のことだそうです。とはいっても多岐にわたるアート表現が集まり、それらをまとめた展覧会を照明するのは、いつも難しく、アカデミックな彫刻から、写真、現代アートに至るまで、各作品が栄え、最も見やすい光環境を作り出すため、10日間ほど美術館に籠もりました。終わってみたら外は春になっていました。
クライアント
: アラブ世界研究所
プロジェクトチーム
: ディディエ・ブラン
期間
: 2012
面積
: 1 000 m2