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美術館

「ロダン
没後100周年」展

グラン・パレ - フランス - 2017
パリ

「ロダン
没後100周年」展

光栄なことに、「近代彫刻の父」ロダンと、その影響を受けたアーティストの作品を集結した大展覧会の照明をフランス国立美術連合より依頼頂きました。この大役を一任されたことは、新たなる光への挑戦となりました。

2017年3月20日のオープニングには、フランス大統領や多くのVIPの方々も臨席され、7月31日まで開催されました。

ディディエ・ブランが手掛けた彫刻の庭のような独特の演出によって配された350点に及ぶ作品の照明は、全体の調和が取れていることに加え、多様なマチエール、フォルム、様式を踏まえながら、それぞれの作品を引き立てつつ、作品間の対話を引き出すことが求められました。

作品の美しさを十二分に引き出し、その複雑さに迫る為には、時には小さな彫刻に5台も照明をあてることもありました。また、近くに陳列された作品と色彩が大きく異なるため、それを補うなど照明には繊細さも求められました。美しい影を駆使して作品の新たな一面を発見できた瞬間は、何より嬉しい体験でした。

クライアント : フランス国立美術館グラン・パレ
プロジェクトチーム : ディディエ・ブラン
期間 : 2017
面積 : 1 800 m2

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