2016年10月1日から2017年1月17日まで、プチ・パレ美術館に於いて、「ファンタスティック!」と題された19世紀版画の合同展覧会が開催され、歌川国芳(色彩や表情に富む日本の浮世絵)と、ビジョネール(ゴヤ、ドレ、ドラクロワらのヨーロッパの白黒作品)の版画が公開されました。非常に限られた照度レベル(45〜50ルクス)にもかかわらず、快適な明るさと柔らかい雰囲気を創り出し、2つの展覧会それぞれの特徴を尊重しつつ、橋渡し的役割を果たすことに成功。カラフルな会場デザインを軽く包み込むように照らす照明と、作品を強調する照明により、国芳の快活さとビジョネールの幻想性が浮き彫りになりました。
クライアント
: パリ ミュゼ
プロジェクトチーム
: ディディエ・ブラン
期間
: 2016
総工費
: 12万5000€
面積
: 750 m2